haskell-jp / random #88 at 2021-02-26 12:30:03 +0900

上記の件ですが、特に欲しいのは「関数型言語」が「関数型プログラミング」を前提とした概念となっているという情報です。なお、これは @fumieval さんの https://twitter.com/fumieval/status/1364561412610121729 というツイートをきっかけとして始めた活動です。
文献として引用できるかはともかく、足がかりとしてこちらを紹介しておきます。 https://www.slideshare.net/ksknac/120901fp-key
ありがとうございます。スライドの中に参考文献が示されていれば良かったんですが、ないようですね……
slideshare上のページ数で46ページ目くらいから学術的背景が一応列挙されてはいます
p.48で参照されているBackus 1978 というのはこちら https://dl.acm.org/doi/10.1145/359576.359579 ですね。
Nobuyuki Tomizawa
Backusのやつはbitsの別冊に邦訳があったと思います。

(あとは関係ないですが、バッカスのやつの最初期の処理系は4.xBSDのFranz Lispによる実装だったと思うのですが、私が小学だか中学のころに、パソコン雑誌 I/O に、Cによる実装がリスト付きで(というかリストだけだと思いますが :slightly_smiling_face: ) 掲載されていたように思います。残念ながらI/Oは処分してしまったので、私の記憶以外になんの証拠?もないのですが、なかなか驚愕な事実(?)です。)
おお、その本はウィキペディアでも触れられているやつじゃないですか。
「プログラミングはフォン・ノイマン・スタイルから解放されうるか?: 関数型プログラミング・スタイルとそのプログラム代数」の原文に相当するのが↑で貼ったCommunications of the ACMの記事かと思われます。
P. Hudak の 1989 のペーパーがすこし役にたつかもしれません。"Conception, evolution, and application of functional programming languages" https://dl.acm.org/doi/10.1145/72551.72554
bits誌に武市正人先生の翻訳があるはずです。
"Functional Programming" という表現はそのものは、件のBackusの論文から、どのくらい遡れるか、ちょっと興味があります。
和田英一先生は、LISPではなく、件のBackusの論文とFPを嚆矢とするのがよかろうと書かれています。
http://www.ipsj.or.jp/07editj/promenade/4604.pdf
"Functional Programming Language" なる表現は、Backus の件の論文より後ではないかと思います(根拠はまったくありません単なる個人的印象です:)。MLも"meta language"だし。。。
ありがとうございます。アクセスできるものは確認しました。
Conception, evolution, and application of functional programming languages にアクセスする方法はなさそうだと思ったら http://www.dbnet.ece.ntua.gr/~adamo/languages/books/p359-hudak.pdf からアクセスできるんですね。
情報ありがとうございます。私も何か決定打となりうる文献がないか探してみます